薬局の雰囲気は管理薬剤師しかつくれない理由
こんにちわ。薬局事務のせーたです。
あなたの薬局の雰囲気はいい感じですか?
そもそもいい感じというのはどういう薬局をさしているでしょうか?
僕が考えるいい雰囲気の薬局は、
薬局の成長をみんなで楽しめている薬局です。
薬局の成長とは具体的に、①処方箋枚数の増加、②OTC販売額の増加、③残業の低下、等々。
これらを良い方向に向かうための全ての活動を楽しめている薬局は良い薬局と思っています。
薬局がいい雰囲気であるということは、これらの活動を楽しめる環境づくりができている状況を指しています。 僕の経験上、最終的にこの雰囲気を作れるのは管理薬剤師さんだけです。
目次
1.成長を楽しめる状況を考えてみよう
薬局の成長を楽しめる状況とは、働く事に何かしらのモチベーションを持てていることを指します。
個人のスキルアップ、患者さんの反応、数字、給料。どれを選択しているかはわかりませんが、盛り上がっている薬局には、このあたりのどれかが、強い信念として従業員にあります。
管理薬剤師さんの仕事のうちの一つには、このモチベーションの種をまくことがあります。
でなければ、誰も働きませんからね。
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例えですが、モチベーションですよね。
成長を楽しんでますよね。
この積み重ねは即ち、そこで働き続ける意味であり、その職場を辞めない理由です。
あなたの薬局の管理薬剤師さんは、こんな素敵な状況を作れていますか?
2.なんで管理薬剤師じゃなきゃダメなの?
結論:決定権がないからです。
いくら明るく優しい方でも、その方が何も決められなければ、実際のアクションに許可を与えられません。
一時的に楽しい雰囲気になったり、笑いが起こるかもしれませんが個々が自宅に帰ったところで、明日の仕事についてどう思っているか想像してみてください。
楽しみな場合はいいですが、ほとんどの場合そんなことないですよね?
そういう方は、今いい雰囲気で働けてはいないんです。
3.暗い管理薬剤師さんじゃダメなの?
やたらと明るければいい雰囲気の薬局とは言えないことはなんとなくおわかり頂けたかと思います。
では暗い薬剤師さんは、そんないい雰囲気をつくれないのでしょうか?
そんなことはありません。物静かだけど、お店全体がまとまっていて、会社から表彰されているような薬局もありました。
本日言いたいことはこれなんですが、
いい雰囲気で薬局を包む一番簡単な方法は、
感謝の気持ちを共有できていることです
ぶっちゃけ、プライドや建前を振り払ってこれだけになってる人が管理薬剤師さんの場合、その薬局で働くメンバーは幸せです。
ほとんどの場合、そんな管理薬剤師さんは、孤独を知っています。
以前に薬局事務のストレス対策【孤独編】という記事で、事務が孤独な戦いにどう向き合うかについて紹介しましたが、
一人になったときに、どんな気持ちを知っている人が管理薬剤師の場合、やはりメンバーは気持ちよく働くことができるでしょう。
4.薬局事務はどう立ち振る舞う?
結論:あなたが人としての見本を見せ続けましょう。
ミラーニューロンって知ってますか?
あなたにとって身近と言える5人の人を思いお浮かべてください。
あなたの性格や人柄はその5人を足して5で割ったものに相当するんです。
要は人というのは、知らず知らずのうちに回りの人達をモノマネするようにできているわけです。
あなたが管理薬剤師さんのそばで常に働いているとしたら、感謝の気持ちを忘れないあなたのままで、その人のそばに”お手本”として働き続けましょう。
素直さや、頑固さは個人差がありますが、次第にお手本のあなたに近づいていくはずです。
そんな話を周りにもしていれば、それはあなたの周りの従業員さんにも伝わり、結果として管理薬剤師の身近な5人のうち4人ぐらいまでは埋められるでしょう。
そしたら、こっちのもんです。
間違っても「あいつはダメだ」とか「異動しないかな」なんてグチってはいけません。誰がきてもあなたは満足しないです。
良くも悪くも、人が変わっていく姿を僕は何度も見てきました。
それは、どんな人と付き合っているかが大きく左右しています。
5.まとめ
管理薬剤師さんしかその薬局の雰囲気を変えられない、というテーマでしたが、結論的には事務であろうと、パート薬剤師さんであろうと薬局の雰囲気を変えることができます。
最近気づいたのですが、人間の素敵な魅力な一つは”変われること”だと思いますよ。
あきらめずにやってみてください。それでは!
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