薬局事務さんに知ってほしい「保険証忘れ」は要注意

2019年8月10日

こんにちわ。薬局事務のせーたです。

患者さんの中で保険証忘れてくる方、結構いますよね?

百戦錬磨の薬局事務さんであれば、当然承知のうえですが、これはとってもリスクのある事です。

対策としてはしっかりとしたルール体制が必要ですので確認していきましょう。

新人さん
新人さん

お盆前のラッシュでそれどころじゃねーよ。
「わかった」の一言で済ましちゃダメなの?

いーけどその処方分はタダ働きになるかもよ?

マスター
マスター

1.どんなリスクなの?

実は保険が切れている

本当は保険資格を失っているのに。「いつも通りだから」ということで保険適用しようとする患者さんは存在します。

すぐに保険証ができあがるにしても、一度自分で10割負担して、後日返金をもらいにくるのはめんどうですからね。

しかし薬局側としては、この状態でレセプトを送ったとしても通りません。

だいたい「保険資格を喪失しています」みたいな感じで返戻になります。

すると薬局事務さんは、正しい保険情報を調べて、直して、次の月に送り直し、、と手間。

その返戻1件解決するのに、どんなに少なくても30分くらいはかかるでしょう。

2.自費からの返金手続きは時期を確認!

自費から返金の流れ

ごまかさずに保険証が現在切れていることを申告してくださる患者さんもいらっしゃいます。

そういう方は病院でも同様にお話しているので、処方箋の保険番号も空欄になっていてわかりやすいですね。

こういう方の大半は、転職などにより保険証が一時的に切れているため、新たに保険証が与えられたときに、持ってきてくださいます。

このケースの場合、病院でも薬局でも一旦10割負担をしてもらい、その後新たな保険証を持参してきた際に7割分を返金する、という流れになります。

問題のあるケース

上記のケースで、自費発生から返金がその月内で完了した場合、は何の問題もありません。

問題が出てしまうのは、月をまたいでしまった場合です。

月をまたいで返金を行った場合、保険には適用されていない為、レセプトには反映されていませんね?

自動追加機能が、レセコンに付属していない場合は翌月のレセプトにものっかりません。

つまり、保険適用の7割分は薬局が負担してしまうことになるんです。

(そのままにした場合ね)

7割保険適用で患者負担金が3000円の場合、7000円が薬局の負担になる。

結構大っきいですよね。

3.リスクを回避するには?

お店のルールを決めておき、患者さんにも周知しましょう

うちのお店では、以下のようにルール設定をしています。

●2回連続での保険証忘れは、御法度

●自費からの返金手続きはその月内しかできない
 
→自費払いの際にはその旨を患者さんへ通知

●月末近くには自費患者さんにTEL確認
 
→期限を過ぎると返金不可の旨を通知。

2回連続で保険証を忘れた患者さんに対して、即自費扱いや、受付不可というのは、薬局の応需義務に反する可能性があるので、きっぱりできないのが正直なところですが、

患者さんに対する指導は必要です。お金に直結することですからね。

やむを得ず月をまたいで返金処理をする場合には、レセプトにその方分の処方を追加する必要があることを忘れないようにしましょう。

4.まとめ

患者さんの保険証忘れは要注意。さらに月をまたいでの返金処理はさらに注意。という話でした。

新人さん
新人さん

「月をまたいでるので、返金できません」なんて言ったらクレーム処理が、、、混んでるときヤバイわ。

そ。
逆に負担になるからちゃんと釘さしとくんだぞ。

マスター
マスター

お店の運営には”流れ”というものがとっても肝心。

この流れを乱すとみんなのストレスがやばいし、患者さんにも伝わります。

クレームはクレームを呼び、大変疲れる一日ができあがってしまいます。

これも戦闘準備の一つです。よかったら参考にしてくださいね。それでは!