薬局事務がイージーワーク化しない理由とは
こんにちわ。薬局事務のせーたです。
薬局事務として1年以上続けている方は、なんとなく思うのですが、
「薬局事務の仕事って楽じゃね?」って。
でもなんだかんだ、何かに疲れ続けているような感覚ありませんか?
疲れている理由は「何に疲れているかわからないこと」にもあります。
今回は、そんな何に疲れているかの原因の一つを明らかにすることで、
「わたし、これに疲れてたのか」わかってもらう内容です。
結論:我々は人に疲れています。
目次
1.薬局事務の仕事は本当にイージーワークか?
薬局事務の仕事は、変化に乏しいお仕事です。
ピッキングが解禁になったり、仕事がちょっとずつ増えたりしますが、利益目標を背負っているわけでもなく、接待が必要なわけでもなく。。
基本的には、受け取った処方箋を決まったルールに従ってピコピコやることがメインのお仕事です。
唯一口うるさく言われるとしたら「残業すんなよ」とかそんな程度でしょう。
そう、薬局事務のお仕事は簡単なのです。
では、なぜこんなにも人が辞めるのでしょうか。
消去法的に考えても残る理由は対人ストレスしかないでしょう。
2.誰に疲れているか、はっきりさせとこ
我々薬局事務は”人”に疲れています。
●変な同僚 ●変な薬剤師さん ●変な新人 ●変な上司 |
自分にとって”変”と感じるすべての人に対するエネルギーを浪費することで我々は医療マインドを持つ一歩手前のところで疲れ果て、ぜーぜー言っているわけです。
あなたを一番疲れさせている人は誰なのかを明確にしましょう。
誰かを忘れたいなら環境を変えるしかない、なんて言葉がありますが、結局この場合それは、転職を意味します。
転職するのはわりかし楽です。ある程度の知識と経験があれば、或いは全くなかったとしても、低めの賃金ですが、会社は雇ってくれます。
でも問題なのは、転職先で同じことが起きたらまた転職しなくてはいけない、ということです。
次のうちどっちがコスパがいいでしょうか?
A:環境を変える為転職を決意。履歴書を準備し面接ラッシュへ B:たった一人を変える為にその場でできるあらゆる手段を使う |
今回は、Bを選択する人を応援する会です。
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3.じゃあどうするの?
あなたを疲れさせている原因が誰かはっきりしたところで7割方、楽になりませんか?
今回は転職よりもコスパ重視と思われる”たった一人を変えること”に言及します。
場合に別に分けていきましょう。
●変な同僚
→ 心でシカト。「あなたとは関わりたくないんです。」というオーラを醸し出しつつ、最低限のコミュニケーションを図り、楽しい時はその人もいる前でゲラゲラ笑う。
●変な薬剤師さん
→ 運営本部に報告。このままだと仕事に差し支えるどころか、離職の念も生まれていることを堂々と報告し、改善策を会社に考えてもらう。
●変な新人
→ まずは最大限の価値提供をする(たくさん教える・わからないことは
ないかと聞きまくる)友達になるかどうかは、そのあと考えればいい。
まずは、ひたすら価値提供。
●変な上司
→ 権力には権力。パワハラが起きていることを会社に報告。あなたが新人であればあるほど、経験があればあるほど。ようするにどっちにしろ会社は動かないといけない、と感じてくれはず。その後のことなんてどうでもいーじゃん。ダメだったら辞めればいいんだから。泣き寝入りなんて危機回避のように見えて、全然得じゃない。やっちまえ。
4.まとめ
今回の記事テーマから、驚異的な効率改善やノウハウを期待してしまったみなさん、申し訳ございません。とってもハートフルな内容でした。
僕は、ストレスを抱えてしまった日曜日に何をするかというと、ノートと鉛筆を持ってTULLY’SCOFFEEに行きます。
そこでちょっとでもストレスと感じていることをすべてノートに箇条書きします。
これによって、自分が何にストレスを感じているか把握することができます。
バカっぽいけど意外とできないことで、人間のストレスというのは、危機回避能力です。自分にとっての危険を避けるように、忘れるようにできています。
わかっているけど表面化していないと思いこませなーなーに自分をごまかすことで、解決する必要があると感じられなくなります。
このままでは、ヨガをしようが森林浴をしようが、あなたの心は晴れません。
逃げることは楽ですが、たまには戦ってみても武勇伝ができると思いますよ。”おとなの考え”とかマジでいいから。それでは!
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