【薬局事務を目指すあなたへ】薬局事務に向いている人、向いてない人
こんんちわ。せーたです。
前回薬局事務の仕事内容についてふれました。
まだ薬局事務の仕事内容についてよくわからない、という方は下の記事を見てみてください。
今回はどんな人が薬局の事務さんとして働くのに向いているかについて紹介しようと思います。まずは箇条書きで。
〇薬局事務に向いてる人
・限られた人数の中で楽しく働きたい人
・わからないことにおびえない人
・トライ&エラーができる人
・自分の理想の状況を想像して働ける人
〇薬局事務に向いてない人
・給料を大きく稼ぎたい人
・すぐごまかしちゃう人
・「私、定時で帰ります」の人
目次
薬局事務に向いている人
限られた人数の中で楽しく働きたい人
薬局は場所によりますが、そんなに大勢で働く場所ではありません。多くても20人くらいのコミュニティでしょう。20人は相当多い方で、中には4人くらいで運営しているお店もあります。新たな人間づきあいもそんなにないので、自然とアットホームな環境になりやすいです。
わからないことにおびえない人
この業界に限ったことではありませんが、わからないことのオンパレードからスタートします。はじめは外国に来たのかと思うでしょう。薬の名前はカタカナばかり。なんでお会計がその値段になるのかわからない。
実際わからなくても仕事はできます。でもわかった方が楽に仕事はできるでしょう。いずれにしても、わからないことに対してアレルギー的に嫌がってしまう人は難しいと思います。「いや勉強してきたわけじゃないんだし、わからなくて当然でしょ。まぁでもちょっと通勤時間に調べてみるか」くらいのテンションで個人的にはいいと思っています。
トライ&エラーができる人
同じ人がずっといる職場では特に陥りやすいことですが、仕事のやり方がバージョンアップされていないことが多く、令和のこの時代に原始的な仕事の仕方をしていたりします。
課題があり、解決の必要があればの話ですが、いろいろな実験をして”よくする”試みができる方の方が仕事を楽しめると思います。
自分の理想の状況を想像して働ける人
トライ&エラーに通ずるところがありますが、特にコミュニケーションにおいてです。嫌な人も中にはいます。その人とどうかかわるか、を前向きに考えられるか、ということです。グレーな場合もありますね。
「この人のこの部分はいいけど、この話になるとめんどくさい。」
じゃあどうするかを考えられないと、この状況は改善できません。
なんでもかまいません。
A.この仕事に関しては自分以外の担当にしてもらえないか相談する
B.正直、この仕事はあなたとしづらい、とカミングアウトする
C.その仕事に関しては完全にマスターして一切口をはさませない
仕事そのもの、人間関係ともに勇気をもって嫌な事は変える勇気があると楽に働けるはずです。
薬局事務に向いてない人
給料を大きく稼ぎたい人
医療業界は、高齢化やその収益構造からその運営は比較的安定しているといえます。
その分”医療”というネームバリューがあるためある程度の採用力を業界全体がもっています。さらに、運営側にとって非常に大きい有資格者(薬剤師)の採用にかかる費用や人件費に重きをおかれてしまい、事務の給料は決して高いとは言えないのが現状です。
今年の春に法改正があり事務の業務可能範囲が広がりました。これにより薬局事務の給与体系も、今後変わっていく可能性は大いにあります。あきらめるな!
すぐごまかしちゃう人
適当にやっているとその分返ってきてしまい、割と早くレッテルを貼られてしまいます。きっとはじめは「ひと様にお薬を出すのだから」と緊張感をもってできると思うのですが、だんだん慣れてくるとチェックを怠り、ミスが多くなりがちです。1個単位でミスを減らす意識を持続する体力をだんだんつけていくといいでしょう。
「私、定時で帰ります」の人
お店によってバラバラですが、薬局は門前(目の前)の病院が終わり、というまで基本的に看板を出しておく必要があります。(じゃないと病院との関係が悪くなるから。)
なので、特にインフルエンザがはやる時期や長期休業に入る前なんかは病院がどっと混むことが多いので、その分慢性的に残業が発生しやすいです。
こればっかりは何時までは、と言い切れない部分です。面接時にしっかり現場の声を拾うようにしましょう。
まとめ
薬局は薬剤師さんと事務さんの2種類の人種で構成されています。
薬剤師さんと事務さんの人数に片寄りがあるとひとつにまとまりやすいのですが、人数が半々くらいの店舗はそこに溝が生まれやすいです。
結果的にお互いの仕事にあまり目を向けることができず、事務さんに対してうわべの改善を求め(早くしろ)、言われた事務さんもどうすればいいのかわからず、新人事務さんがお局事務さんに聞いても「こればっかりは経験しかないね」という言葉が続き、結果割と早く辞めてしまう、なんてこともあります。
事務さんには、自分で自分の仕事をコントロールする意識が必要だと思います。
一方、特に少人数でのお店なんかをみていると、とても楽しそうで、それこそ一つの家族をみているような雰囲気だったりもします。
また一度やり方を覚えてしまえば、パターンが決まっていますから商社の発注入力と比べたりしても楽な仕事といえます。さらに土曜日は基本仕事ですが、開局時間は13時まで。それ以降は好きな仕事やったり、お菓子食べながらミーティングしたりして、定時もいつもより早いです。
仕事といえば土日休み、と思っていましたが案外平日休みというのも悪くありません。今まで土日休みだった方は金曜日の感覚が週に2回ある感覚になると思います。
正直、今現在事務員として働いている僕は、一日の長さを感じず、それほどのストレスを感じず働けていると思います。
少しでもやってみようかな、と思った方はぜひチャレンジしてみてください!
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