薬局でミーティングをおすすめする理由ー あなたは今働きやすいですか?ー
こんにちわ。薬局事務のせーたです。
薬局事務として働くあなたに質問です。
今、働きやすいですか?
NOと答えた方は、今回の記事を参考にしてください。
結論:週1でミーティングしよう。難しそうだったら、毎日管理者に
「今日は何やります」 と宣言しよう。
みなさんの薬局内では、「誰が何の仕事をしているのか」分かり合ってる状況でしょうか。これができていないと働きづらい環境が完成している状況です。
目次
1.はじめに
薬局という狭い空間の中でも、たくさんの仕事が同時進行で進んでいます。
・外来対応 ・在宅準備 ・レセプト作業 |
等々。でも個人が何をやっているのか、何がミッションなのかを周知できていないと働きづらいですよね?
「外来中にあいつ何やってんの?」とか思われていないだろうか、などと思いながらでは、仕事もはかどりませんよね?
誰が何をやっているのかが、誰もましてや管理者も把握してない状況というのは結構あるものです。
しかしこれだと、そこら中でフラストレーションが発生することが目に見えています。
ではどうすればよいのか、順にみていきましょう。
2.管理者に判断させる
重要なポイントは以下です。自分にとっての以下2つを管理者に決めてもらいましょう。
①公認のミッションで働くこと ②優先順位の管理 |
①公認のミッションで働くこと
お店で働いている以上は、お店で認められたミッションに基づいて働かなくてはいけません。残念ながら個人の意思と同じとは限りません。
その瞬間お店でやらなくてはいけないことをやるしかありません。
それを自分で探そうとするから、浮いてしまったり、怒られてしまったりするのです。
その判断基準は管理者に相談すればいいです。(管理薬剤師さんetc…)
くれぐれも自分で判断しないようにしましょう。無駄に疲れるだけです。
管理者に相談すれば、「あなたは今Aという仕事ができる状況で、次にBの仕事を覚えてもらいたい。だから、Bの仕事に注力してほしい。」と指示を仰いでくれるはずです。
「早く一人前になって」みたいな返事が返ってきたとしたら、正直あてにできない方なので、別の相談者を見つけましょう。
②優先順位の管理
先ほど、”公認ミッションで働くこと”についてふれました。しかし、信じられないほど患者さんが来局した場合にも「私のミッションはBなので」と続けていたら、浮きますよね。
例えば、あなたの公認ミッションが処方箋入力だった場合でも、想定以上に混んでしまった場合は、既にマスターしている熟練の事務さんに交代しましょう。
”空気を読む”っていうのはそういうことです。
3.周囲にも周知させる
自分のミッションと、優先順位を管理者に判断してもらったら、周りの人にも断りを入れましょう。
「今月は、Bという仕事を覚えることを優先的にやる、との指示を受けたので、なるべく経験させてください。外来がすごく混んだりする場合には、私だとまだスピードに自信がないので、ヘルプさせて頂いてもよろしいですか?」
こんな感じがマイルドじゃないでしょうか。
もし現場レベルで先輩などが、それに対して反論があるならばその場で言ってくれます。何か言われたら、その先輩と管理者との間で話合ってもらえれば済む話なので、あなたに被害はないはずです。
4.ミーティングをした方がいい理由
ミーティングをやった方がいい理由は、上記2点、つまり①管理者から判断をもらう事と②周りに周知させる事が、自動的に完了するからです。
あなた発信で管理者や先輩に話をしに行ったりすることは、相手の時間をわざわざ奪わなければいけないので大変です。週に1回でもミーティングの機会があれば、その場で完了です。
余談ですが、薬局業界は一般的に離職率が高いです。大半の退職理由は、”個人の迷い”の不満の行き先がないことにあると個人的には思っています。
グチや言い合いをしてほしいわけではありません。働きづらい環境を整えるためにも、大人としてミーティングの場は必要だと思っています。
5.まとめ
今回は薬局でもミーティングやりましょうよ、という話でした。僕は以前に商社で営業マンをやっていましたが、必ず毎週ミーテイングをやっていました。
それは「数字がやばいから頑張ろう」ではなくて、お互いがどんな仕事をしているか分かり合うことが目的です。
辛い時もありましたが、上司が変わるまでは、充実した日々でした。
助け合って、思いあって仕事ができていたと思います。単純に気の合う仲間たちだったこともありますが、いろんな情報共有ができていたことが、大きな要因です。
うちの薬局では、当初ミーティングなんてありませんでした。管理者がその場その場で、浮かんだミッションを個々で受け止めてやっていました。
結果として1年の間で10名以上人が入れ替わっていました。
ミーティングを提案し、スタートしてからの1年間は年間で辞めた人は3人まで減りました。
ともに働く仲間がいなくなっていく事に慣れていく自分が嫌でした。
人との出会いはご縁ですからね。せっかく仲間になったんだからできるだけ長く働ける方がいいことしかないはずです。
ぜひ一度おたくのお店でも提案してみてください。それでは!
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