薬局事務のストレス対策【成長できない・できる気がしない編】

2019年8月11日

こんにちわ。薬局事務のせーたです。

今回は、薬局事務を始めてみたのはいいものの、「内容が難しくて覚えられない」「わかるようになる気がしない」→→「もうやめたい。。。」と思ってる方に向けた記事内容です。

結論:覚えてしまえば薬局事務の仕事はイージーワーク。覚え方を覚える。

1.覚える事はフォーカスする事

あなたの今の状況

まずあなたは、「何がわからない」のか把握していますか?

おそらく「何がわからない」かもわからない状況にあると思います。

問題なのは、わからないことがたくさんある状況で、それを一気に何とかしようとしている状況にあります。

我々凡人は、そこまで優秀ではありません。1個ずつ処理するしかないことを理解してください。

行動

「わからないリスト」を作成しましょう。

このリストはいくら量が多くなっても構いません。その中から毎日の仕事の中で1つだけ。フォーカス(焦点)を当てましょう。

その日覚えるのは1つだけ。その1つだけを納得するためにとことんやりましょう。手段を選ばず、少し忙しそうな人にでも、わかるまで聞いてください。

聞いてめんどくさそうな態度をするような人だったら、今後友達にはなれないので、情報だけ盗むつもりでいいので、遠慮するのを辞めましょう。

納得できた項目は、リストで線を引き、次の日はまた別の項目です。

覚えることに魔法はないんです。一歩つずつやりましょう。

2.最強のインプット方法

方法とは?

アウトプットです。

「理解」とは再現性のことです。

人から聞いたこと、本で学んだこと、これを理解したと言えるのは、受けた情報の通り自分でできることです。

もちろん、家に帰ったりしてレセコンがあれば、「あーできたわ」と再現性を確認できるのですが、そうはいきません。

再現性を確認する方法

2つあります。

(1)文章化する
(2)人に教える

(1)文章化する

これが一番シンプルですね。職場でそのままWordかなんかにバーッと書いてみる。

だけどそれってメモとおんなじだから、質が期待できないです。

おススメは、①マニュアル作成②ブログです。

いずれも第三者が読むものですよね。下手な事はあんまり書けません。

不思議と本質をつかまなければならない、という質の高い情報収集につながります。

また第三者の反応が返ってくることがあるので、結構楽しいですよ。

今後どこかで、マニュアル作りやブログの始め方についての記事も書いていこうと思います。

(2) 人に教える

人にわかってもらう、というのは大変な事なんですよ。

新人さんに「わかりやすい」と言われたら、それはあなたが本質をつかんでいる証拠だと思っていいでしょう。

そして、人に教えればその声は自分にも聞こえます。

役者のセリフ覚えと同じですが、それでまた自分が覚えるんですよね。
パッと思い出せるようになる。

誰しもが人に教えられる環境にいるとは限りませんが、絶対おすすめの方法です。

3.覚えるのにかかる期間は?

この質問は結構新人さんから受ける機会が多いです。

人によって「3年」という人もいれば「3ヶ月」と答える人もいます。

お店の業務内容によって全く異なりますがこれを表すモノサシはどこにあるか紹介します。

(1)会社が言う「ここまでやってほしい内容」
(2)薬剤師が言う「ここまでやってほしい内容」

この2つがズレていることが、薬局事務の仕事の悩ましい点です。当然優先すべきは会社の方針ですが、現実問題そうもいかないことが多々あります。

(1)会社が「ここまでやってほしい内容」

ベースとなる薬局事務の業務範囲です。これだけに注目すれば、3か月もあればマスターできるでしょう。

薬の内容を覚えることはほとんど入っていません。

最近では、ピッキング等が解放され、業務範囲が拡大しつつありますが、今回は取り上げません。

こちらの記事を参考にしてください。
今後の薬局事務が楽しみな理由3選

(2)薬剤師が言う「ここまでやってほしい内容」

正直、薬剤師さんの話を全部「うんうん」聞いてるときりがないんですよね。

紙に書いてもらった方がいいです。
「どこまでやらせるんですか?」って言いたくなっちゃうから。

やるにしても優先順位がありますからね。仕事の差は給料の差です。

「薬局事務の仕事は覚えるのに3年かかる」という人は仕事を過剰に任されている事務さんか、過剰に任せすぎている薬剤師さんです。

それを変えることは難しいですが、機会があれば「これでよいのか」と会社に相談してみましょう。

ちょっとグチっぽくなりましたが参考までに、
僕が薬局事務として心に余裕が生まれるまでに半年くらいかかりました。(その間もどんどん仕事は増やされていましたが。。。)

そっから先は、うまくやるための方法を楽しく考えられてたと思います。

いずれにしても、「期間」に関してはお店と個人によってさまざま。

ひとまずは、先輩たちにも話を聞いて目安をとらえるようにしましょう。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。これも結局考え方なのですが、周りに「薬局事務の仕事は簡単だ」と思いながらやっている人がいる、ということは「簡単にできる仕事」なわけです。

あなたも先輩も脳のスペックに大差ありません。同じ会社にいるのがいい証拠です。

いずれできる」というイメージを忘れずに、積み重ねていきましょうね。それでは。