現場で喜ばれる新人薬局事務の特徴【現場事務の立場で考察】

2019年8月11日

こんにちわ。薬局事務のせーたです。

今回は「こんな事務さんが入ってきたらなぁ」というウェルカム新人像について考察しました。

起業現場では求めているペルソナ(理想像)には微妙に違いがあります。

「現場で歓迎されやすい」人はどんな方かについて語っていきます。

結論:バランスよく、報告と分析ができる人に来てほしい(あとはどうでもいい)

1.結局人柄よ

人柄。(ざっくりゆーな)

そうですね。体系的に人モテする方をまとめてみましょう。

☑人の話をがんばって聞く
☑しっかり悩んでくれる
☑自分の成長を喜ぶ素直さ

本日はいつにも増して主観が強いですが、上記点を兼ね備えている新人さんが入ってきた場合、僕は絶対にその人を見捨てません

上記3点について順番に見ていきます。

☑人の話をがんばって聞く

正直見せ方の話なんですけどね。実際に聞いてるかどうか、よりも”一生懸命聞くふりができるか”なんですよね。実際人の話なんて長時間聞き続けんのしんどすぎますからね。

返事のレパートリー、理解するための質問、メモを取ろうとする、こういう方は、そもそも友達になりたいと思えますよね。

これができる方は「仕事を教える側の人間」に”気持ちよく話させてあげる”というプレゼントを与えているんですよ。

返報性の心理ってわかりますかね?

人間は何かもらうと「返してあげなきゃ」という気持ちにスイッチが入り、気遣ったり、優しくなったりしがちです。

人の話を聞いてあげるのは、短期的には「相手の為」にしてあげる行為です。

先輩に「気遣い」や「情報」を求める方はぜひ”聞くふり”をがんばってほしいです。

☑しっかり悩んでくれる

さらにいうと、”何が分からないか”をまず自己分析して質問をする人です。

最初はもちろん何が分からないか分からなくて当然。全然大丈夫。

でも3か月続けて何が分からないかわからないでは、”何を教えればいいかわからない”という状況に先輩を追い込むことになりますからね。

考えなしの質問はよくないです。先輩に「この人は時間かかるな」と思わせちゃいますからね。

☑自分の成長を喜ぶ素直さ

これは愛嬌の話ですね。「ええ、できて当然ですから。」という人と「先輩先輩、これ1人でできたんですよ?すごくないですか??」みたいな人どっちがかわいいかっていう話です。

自分の成長を誰よりも喜んでくれたら、それも先輩に対するプレゼントです。自分が教えたことで人に貢献できた、という”自己実現欲求”を満たしてあげることになりますからね。
 ※自己実現欲求とは:やりたいと思うことを叶える欲求(新人さんが自
           分と同じくらい仕事できるようにしたい→でき
           た!)

2.知識量はどっちでもいい

「調剤事務の資格持ってますー」「病院で医療事務やってましたー」

どっちもその方にとっての武器になります。否定しません。でも現場において一番ものをいうのは「処理能力」と「コミュ力」なんですよね。

すごい知識をいくらもってても「そこ見なくていいとこ」とか「それ今やることじゃない」とかツッコまれるとこってあるんですよ。

そういう知識が現場での素直さを妨害してしまうなら、無い方がまだいい!(暴言)

いろんなこと知ってて薬局に新たな知識やノウハウをインストールしてくれる方は単純に大歓迎ですよ♪

3.覚えの良さもどっちでもいい

「全然覚えられなくてごめんなさい」「私覚え悪くてごめんなさい」

そういう悩みは持ってはいけません。覚える努力をしてればいい。

わからないことなんてないんで。わかることに時間がかか人と、そうでない人がいるだけで。時間がかからない=向いてない、では決してない。

何が分からないか分析してみること、まとめて覚えようとしてわからないなら、めんどくさくても何で詰まるのか分解してみること。

4.社会人としての対人コミュ力

難しい事をいってるわけではありません。

悩み事をきちんと相談していますか?
分からないことを素直に報告してますか?
間に合わなかったタスクを誰かに報告してますか?

いわゆる報連相をしてくれれば何の問題もありません。

それをしないで、ストレス溜まっちゃって結局辞めちゃうのが一番僕は、悲しくなってました。

思うことは全部言いましょう。狭い薬局の中でほとんどの時間を過ごすんですから。

5.まとめ

何だかんだ続けて働いてもらえることが一番なんです。続けていれば絶対できる仕事だから。

「できない」「わからない」は「何ができない」「何がわからない」に変換して悩みましょう。そして知ってる人に恥を承知で聞くこと。

人間が嫌でも、まずは報告しましょう。その人を変えることはほとんどの場合無理ですが、その人の見方を共有してくれる人を作りましょう。

話はそれからです。もう一度冒頭の繰り返しです。

薬局事務で働いてほしい人はどんな人か。

結論:バランスよく、報告と分析ができる人に来てほしい(あとはどうでもいい)

あとはホントにどうでもいい!ちょっとでも薬局事務に興味があって、素直に人と情報にふれることができると思ったら、

おススメのお仕事です、薬局事務を目指してください!それでは!