【速攻わかる】薬局事務の自賠責対応
こんにちわ。薬局事務のせーたです。
今回は薬局で「自賠責なんですけど。」と言ってきた患者さんに対して、薬局事務がどう対応するのか紹介します。
耳に聞き慣れない言葉ですが、ただ「事故にあってケガしちゃった患者さん」です。
落ち着いて対応すれば、薬剤師さんも喜んでくれるでしょう。
それでは参ります。
目次
1.自賠責って
自賠責とは、保険会社に加入している患者さんが事故にあった場合に保険会社からの保険が適用され、患者さん自身の負担額が実質0円になる仕組みです。
「○○損保」「○○生命」とか。あれです。
自賠責の場合、患者さん負担は0円ですから、 薬局はその分を「○○損保」や「○○生命」に請求しなくてはいけないわけですね。
2.受付ですべき3つの対応
簡単です。
以下3点を確認し、
クリアなら患者負担0円、確認できない場合は一旦10割。
①加入している保険会社 ②保険会社の電話番号 ③保険会社の患者さんの担当者氏名 |
3点をかくにんしたうえで、保険会社に電話をかけます。
その患者さんが確かにその保険会社の保険に加入している、という裏がとれれば負担0割です。
②電話番号、③担当者がわからない、という場合でもこちらで電話番号を調べてあげ、確認をとってあげると親切です。
3.請求方法
次の3点を保険会社に郵送します。
【郵送物】 ①請求書 ②個人レセプト ③調剤報酬明細書 |
①請求書
保険会社に対して請求書を発行するわけですが、残念ながらテンプレートはないため、0スタートでこちらで作るほかありません。
次の項目で請求書を作成しましょう。
【請求書の作成項目】 ・薬局名 ・住所 ・連絡先 ・薬局担当者(薬局長) ・請求金額(1点当たりの金額=10円) ・振込先の口座名 |
個人レセプト
請求金額(点数)の裏付けです。
調剤報酬明細書
※こちらの書類は保険会社から取寄せる必要があります。
取寄せたら、出力した個人レセプトの内容を転記すればOKです。
以上で請求処理も完了です。
4.まとめ
薬局事務の自賠責対応についてまとめました。
簡単すぎましたね?でも現場で「自賠責」って聞いたらちゃんとテンパるので大丈夫です(´∀`*)
ちょっと労災に似ていますが、労災よりも楽なイメージですね。特にいつまでにやらないと、とかいう期限はないので、国保・社保のレセプトをやるタイミングで一緒にやるといいと思いますよ。それでは。
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